春を迎えました。
- 井口陸弥
- 5月11日
- 読了時間: 5分
みなさんこんにちは、魚沼スッポンの井口です。
とてもとても、それはとても厳しい今年の冬を超えてようやく魚沼にも春がやってきました。
24年の雪は4年ぶりの大雪となり、養殖場の方もかなり大変な冬となりました。
特に、今年は雪解けが遅かったために始業開始が後ろ倒しになってしまい、仕事をしたくてもできないモヤモヤした時期が続き、3月なんかは長期でお休みをいただいておりました。
とはいえ、4月第二週くらいからはやっと雪が溶けて養殖場に車で入れるようになったので始業開始、いきなり大忙しのスタートダッシュでした。
さて、今回は久しぶりのブログ記事ということで前回の記事更新からGW明けまでの近況などざっくり綴っていこうと思います!(写真多めで頑張ります)
24年11月。
まず一番のハイライトは、なんといっても新しい大型池の契約を行なったことです。

写真後ろに写っている池は最初に作った池なのですが、これだと生産量が思うように確保できなかったり、もっといいスッポン作るためにはもっと大きい池を!ということで池の増設を決めました。
新しい池、なんと今の池の3倍!
わかりやすく大きさを説明すると、学校の25mプールより大きいです笑
近年、鉄骨や資材費の高騰が著しく、池の増設というのはかなり大きな判断になったのですが、拡大しない理由がなかったので腹括ってドンと行きました。

スーパーカー買いたくて起業したのに、気づいたら池買っちゃってました。
2024年12月
池の建設が決まってからは各所との打ち合わせでバタバタ。
それだけならいいのですが、12月はスッポンの繁忙期!日中の仕事が終わったら会社の加工場に戻って無限にスッポン捌いてました笑

現場と経営はバタバタ。またプライベートでもなかなか大変だったりで本当にしんどかったのが24年12月。
ただ、辛い時にいつも周りの先輩や友達が応援してくれて、本当に首の皮一枚で繋がって12月は乗り切れたなぁと感謝でしんみり。師走でした、本当に。

25年1月
さて、そんなこんなで25年。
1月は第一週目からTBS様の取材が入り、ロケットスタートの新年でした。

初の全国生放送。冬シーズンということもあり放送後は大変多くの鍋セットをご注文いただきまして、本当に関係各所の皆様には感謝感謝でいっぱいです。

そんなこんなでドカン!とローンチした1月。その後もぼちぼち活スッポンなどご注文いただき、発送や伝票作成などバタバタした1ヶ月でした。

1月の出勤風景。いつだってジムニーは限界性能。#Baby G
あぁ、ベンツのゲレンデ欲しい・・・
2025年2月,3月
2,3月は繁忙期が過ぎ、仕事の落ち着きを見せ始めたので合間を縫っては旅行に行ったりまったりしていたのですが、ここで大きな気づきが一つありました。
2021年、大学院を卒業して東京で社会人になったばかりの時。
僕は電話営業の仕事に就いたのですが、毎日本当に仕事が辛くて、いつも仕事をしながら「好きな時に遊べて暇を持て余すような人」になりたかった。
その時は喉から手が出るほど「自由な時間」を渇望していたのですが、いざ2ヶ月くらい自由な時間を手に入れると今度は「忙しく仕事したいなぁ」と本気で思うようになり・・・
至った結論、結局仕事が楽しくて熱中している人が一番幸せ。奴隷でもだめ、でも暇人でもダメ。愛する仕事を見つけてそれに没頭する、それが答えなのかなと。

2025年4月
さて、ここからです。
春が来て、温めていた案件など全て花開く時期。
実は2,3月に金融機関様より今季に向けて大きめな資金調達を済ませていたので、今年は池も大きくなるので扱う金額や幅も大きくするぞと決めていました。つまるところ、事業をもっと大きくしようと。
まず最初に、ユンボ、買っちゃいました。
土地の整地や土砂の移動など、どうしても人力では間に合わない部分が多くていつかは重機欲しいよねと従業員さんと夢みたいユンボを語っていたのですがこの度購入する運びとなりました。最強のデートカー。スタバのドライブスルー通れるのかな?笑

会社の桜が咲いてくれました。

僕たちの事業は、厳しい冬と向き合いなら続けています。
辛く耐え忍んだ先にはきっといいことがある。一陽来福。
この地域で事業をしていくにあたって、僕たちは季節の変化をとても大切にしています。
そのシンボルとなるのがこの桜の木。この桜が咲く頃には必ずいい巡り合わせやご縁、御用が訪れてくれる。うちのスッポンたちもこの桜を見ながらきっと良いスッポンになってくれると信じて餌やりをしています



と、いうわけで春を迎えてまた現場でバタバタしているのですが毎日全力でやらてもらっています。
今年は生産量も質も更にグッと上げていきますので、魚沼スッポンを応援のほど何卒よろしくお願いします!
魚沼スッポン 井口
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